ドローンショーは何台の機体が必要か

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ドローンショーは、機体数やプログラミング、演出の工夫により、その表現の幅が大きく変動します。多くのドローンが連携して空中に描く「ドット絵」やアニメーションは、イベントの規模や目的に応じた演出が可能です。ここでは、実際に開催された事例を通じ、機体数ごとの特徴や成功のポイントをご紹介します。

台数ごとに出来ることとは

ドローンショーでは、各ドローンが光の点となり、それらが集まることでデザインを形成します。機体数が多いほど、より緻密で複雑なデザインや滑らかなアニメーションの表現が可能です。一方、機体数が少ない場合、点と点の間隔が広がり、抽象的な見え方になります。

台数 目的 使用イメージ
50機 小規模プロモーション・ロゴ表示 シンプルな2Dの形状や文字の表現が可能です。花火やプロジェクションマッピングと組み合わせ、メッセージを伝える演出に適しています。
100機 地域イベント・企業ロゴ演出 2Dの文字や簡単なイラストの表現が可能です。イベントや催事で、観客に印象的なショーを提供できます。
300機 大規模イベント・花火大会とのコラボ 精密な2Dデザインに加え、3Dのイメージやシンプルな人型の表現が可能です。
500機 企業プロモーション・スポーツイベント 複雑な3Dイメージや精細な人型、QRコードの表示などが可能となり、プロモーションや宣伝活動で強いインパクトを与えるショーが構成できます。
1,000機以上 国際イベント・ギネス記録挑戦 精密でダイナミックな3Dアニメーションの表現が可能です。大規模なドローンショーでは、複雑で立体的なデザインや動きのある演出が可能となり、観客に強い印象を与えられます。

規模別のドローンショー事例

台数別に開催されたドローンショーについて紹介します。

50機:SOMPOいしかわパーク
〜50 DRONE SHOW〜

開催日 2022年10月22日
開催場所 金沢港クルーズターミナル
機体数 50機

シンプルながらも視認性の高いデザインで
プロモーションできる

SOMPOいしかわパーク内で実施されたこのショーでは、50機のドローンを用いてハート型やイルカのシルエット、さらには「SOMPO」の文字が描かれています。機体数が少ないながらも、シンプルながらも視認性の高いデザインで、多くの来場者がスマートフォンで撮影する姿が見受けられました。

50機程度でも簡易なモチーフや文字を表現することが可能です。全体のコストを抑えることができるため、予算が限られている場合や、小規模なイベントでの導入に適しています。

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100機:防災×エンターテインメント 名古屋・中川運河を彩る「DRILL 2024」

株式会社レッドクリフは、2024年11月2日(土)、愛知県名古屋市の中川運河周辺にて開催された防災イベント「DRILL 2024」において、100機のドローンショーを実施しました。 「DRILL」は、食事やワークショップを楽しみながら防災の知識や備えを学ぶ、新しいスタイルの防災訓練イベントです。その目玉コンテンツとして、ビル群の夜景と運河の水面を舞台に、幻想的な光のショーが披露されました。

楽しみながら備える「新しい防災訓練」の形

中川運河周辺でのドローンショー開催は今回が初めて。立ち並ぶビル群の明かりと、ドローンの光が運河の水面に反射し、相乗効果で美しい景観を作り出しました。 「防災訓練」という硬くなりがちなテーマを、エンターテインメントの力で親しみやすく変換。多くの来場者が楽しみながら防災意識を高めるきっかけとなりました。

イベント名称 DRILL 2024(中川運河堀止緑地マルシェ)
ドローン機体数 100機
開催日 2024年11月2日
開催場所 愛知県名古屋市 / 中川運河周辺
運営会社 株式会社レッドクリフ

地域イベントや啓発活動において、ドローンショーは集客の目玉となるだけでなく、メッセージを視覚的に伝える強力なツールとしても活用されています。

このショーを手掛けたのは……レッドクリフ

日本国内に1,000機以上のドローンショー実績を数多く手掛けている企業です。機体数を多く保持しているからこその立体アニメーションで、臨場感のある演出を得意としています。

100機:広島の夜空に響く歌声と光 シンガーソングライターHIPPYと100機の共演

株式会社レッドクリフは、2022年9月、広島県にて開催されたイベントにおいて、広島初となるドローンショーを実施しました。 本イベントは合同会社SKY TRYING様が主催し、広島を中心に活動するシンガーソングライター「HIPPY」氏をスペシャルゲストに迎えた、音楽と最新テクノロジーが融合した特別な夜となりました。

生歌に合わせて描かれる広島のシンボル

ナイトドローンショー広島2022
引用元:レッドクリフ公式HP
(https://redcliff-inc.co.jp/works/night-dorneshow-hiroshima2022/)

演出のハイライトは、HIPPY氏の力強い生歌と100機のドローンのシンクロです。 ライブパフォーマンスに合わせて100機のドローンが夜空へ舞い上がり、広島を象徴する様々なモチーフをアニメーションで描画。 「音楽×ドローン」という新たなエンターテインメントの形が、会場に集まった観客を感動と歓喜の渦に包み込みました。

イベント名称 ナイトドローンショー広島2022(ドローンレース広島2022内)
ドローン機体数 100機
開催時期 2022年9月
開催場所 広島県
運営会社 株式会社レッドクリフ

アーティストのライブ演出としてドローンショーを導入することで、楽曲の世界観を夜空いっぱいに拡張し、観客により深い感動体験を提供することが可能です。

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100機:熱海海上花火大会
Xmas ドローンショー in 熱海

開催日 2022年12月24日
開催場所 親水公園ムーンテラス上空
機体数 100機

地域イベントや企業プロモーションでの活用に適している

100機のドローンを使用することで、より複雑な2Dデザインや文字の表現が可能となります。

熱海の海上花火大会と連動して開催されたドローンショーでは、100機のドローンが夜空に「クリスマスツリー」「あつお」「まめっこ」といったキャラクターや、「がんばろう」「ATAMI」などの文字を描き出しました。多彩な演出がBGMと連動して展開され、来場者に季節感と地域の魅力を伝えています

50機の場合よりもコストは増加しますが、より複雑な2Dデザインや文字の表示が可能です。視覚的なインパクトが強まり、SNSなどでの拡散も期待できます。

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500機:大曲の花火 -秋の章-
花火芸術祭 オープニングドローンショー

開催日 2023年10月7日
開催場所 大曲の花火公園
機体数 500機

企業の大きなプロモーションに適している

500機のドローンを使用すると、複雑な3Dイメージや精細な人型、QRコードの表示などが可能となり、プロモーションや宣伝活動で強いインパクトを与えるショーが構成できます。

大曲の花火芸術祭のオープニングとして実施されたショーでは、500機のドローンが「虹色のペガサス」や「魔法使い」「音楽隊」、大会のロゴなどを表現。18,000発の花火と連携し、約15分間にわたって圧倒的なスケールの演出が行われ、来場者の注目を集めました。

大規模な演出となるため、コストも高額になりますが、観客へのインパクトや満足度も高まります。

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1,824機:東京オリンピック開会式

開催日 2021年7月23日
開催場所 オリンピックスタジアム(新国立競技場)
機体数 1,824機

国際的なイベントの活用に適している

高度に精密な3Dイメージやダイナミックなアニメーションにより、大規模で壮大なショーの制作が可能です。

東京オリンピック開会式では、1,824機のドローンを用いたショーが披露されています。ドローンが集まって地球を描き出し、回転する演出は、CGのような精密さで多くの来場者を驚かせる結果となりました。

1,000機以上のドローンを使用するため、高額となりますが大規模なショーは世界的な注目を集め、SNSやメディアでの拡散が期待できます。

ドローンショーの基本知識を他にも解説

このサイトでは、ドローンショーを開催するための基本知識を他にも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ドローンショーの規模を
決めるポイント

ドローンショーの規模を決定する際には、以下のポイントを考慮しましょう。

1.予算を考慮する

ドローンショーの費用は、使用するドローンの機体数に比例して増加します。100機規模のショーでは約500万円からの費用がかかるとされており、機体の増加に伴い、オペレーションやプログラミングのコストも上がることを理解しましょう。そのため、事前に予算を明確にし、無理のない範囲で計画を立てることが大切です。

スポンサーの協賛や補助金を活用することで、予算内でより大規模なショーを実現できる可能性もあります。

参照元:(https://droneshow.co.jp/media/droneshow/485/)

2.会場の広さを確認する

ドローンショーを安全かつ効果的に実施するためには、会場の広さが重要です。機体数が多いほど、広い空間が必要となります。

例えば、500機以上のドローンを使用する場合、飛行エリアだけでなく、離陸・着陸スペースの確保も不可欠です。会場選びが演出のスケールに大きく影響するため、慎重に検討しましょう。

3.演出の目的を明確にする

演出の目的によって、必要なドローンの機体数は異なります。企業のロゴを表示するだけであれば、50〜100機でも十分なインパクトを与えられます。一方で、キャラクターの動きを伴う3Dアニメーションやストーリー性を持たせた演出には、500機以上が必要になることが一般的です。

明確なコンセプトを設定することで、限られた機体数でも効果を発揮できます。

4.話題性・拡散力で広告効果を狙う

SNSでの拡散や大きな話題性を狙う場合、大規模なドローンショーが効果的です。近年では企業のプロモーションとして500機以上のドローンを活用した演出が増えており、視覚的インパクトの強いデザインはSNSでの拡散力が高まります。イベント後の映像を公式チャンネルや広告に活用することで、さらなるマーケティング効果を生み出せるでしょう。

ドローンショーは何台の機体が必要か、
まずは専門としている会社に相談しよう

ドローンショーの規模は、使用するドローンの台数だけでなく、演出の工夫やプログラミング次第で大きく変わります。小規模なショーでも、シンプルながら効果的なデザインで十分なインパクトを与えることができ、大規模なショーでは、緻密な動きと圧倒的なスケール感が魅力となります。

企業や自治体がドローンショーの導入を検討する際は、イベントの目的や予算、演出内容を十分に考慮し、機体数とプランを選定することが重要です。

ドローンショーで顧客を魅了して心を掴むカギは「演出」にかかっています。このメディアでは、国内のドローンショー市場で豊富な実績を持つおすすめの会社をピックアップ。事例や動画をもとに、どんな演出に対応できるか詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

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